著者のコラム一覧
松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

「化学的に処理されたものは食べない」がジョンの食生活

公開日: 更新日:

 69年3月20日、ジョンとヨーコはジブラルタルで結婚、その後、ロンドンのアップル事務所には2人して通うようになります。事務所に着くのはだいたい昼食の時間帯で、玄米と野菜にたまりソースをかけたマクロビオティック食(日本では当時「超自然食」と称していたもの)を食べています。

 ジョンは、その当時、「玄米にはまっている」と話していて、瞑想やドラッグのような面倒な手間をかけなくても、玄米食にすることで同じような効果がもたらされる、と感じていたようです。

「あなたは、あなたが食べたものでできている」

 これは、ジョンが自らの食生活を相手に説明するときに使った、古くから伝わることわざです。体内に蓄積されていたものがデトックス(解毒)され、ストレスや苦悩からも解放されたジョンの心が表れています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末