「出会いに感謝」「苦労と握手」若手医師に伝える心構え
医師の中には独り善がりになりがちな人もいますが、医療は自分ひとりの力では十分な目的は果たせません。「まわりがあって、自分がある」という大本の考え方をしっかり持っておく必要があるのです。
そうやって、医師が自分自身で納得できる誠実な医療を真摯に提供し、患者さんに貢献し続けていれば、組織=医療機関の順調な運営につながります。「Yes, we can!」には、個人の評価や報酬が後から必ず付いてくるものです。
若手には技術や知識だけでなく、こうした意識や心構えを教育していくべきだと考えています。
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