新型コロナワクチン接種後死亡報告1359例…1カ月で104例増

公開日: 更新日:

■モデルナ社製「心筋炎関連事象死」は4例

 一方、モデルナ社製46例のうち65歳以上7例に対して65歳未満は38例、記載なしは1例だった。

 症状の概要に記載された死因等は出血性脳卒中9例(うち65歳未満7例)、虚血性心疾患8例(同6例)、心筋炎関連事象4例(4例)などとなっていて、心筋炎関連事象4例が目立つ。この4件はいずれも男性で年齢は24歳から45歳。接種回数は2人が2回目で、1回目、不明が各1人。接種から死亡に至るまでの期間は短い人で4日、長い人で37日、平均は約21日となる。

 仮にこの4件すべての心筋炎関連死がワクチン接種と関連があると仮定すると、かなり長期間に副反応が継続するということになる。

 なお、日本ではワクチン接種から何日までの死亡を、ワクチン接種による死亡疑いにするかについては①接種から1週間以内の死亡については医師が死亡と予防接種との関連性が高いと判断し、報告する可能性が高いと考えられること②米国の予防接種安全性システムで観察期間を21日として比較・検討されていることから、原則観察期間を7日及び21日とし、それを越えるケースも含めているという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  2. 2

    五輪ニッポン「破産」するスポーツ団体が続出か…JOCは早くも助成金の大幅減額通達

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 4

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは