解析の結果、研究開始時から12週後のHbA1c値は、笑いヨガ群で7.07%から6.82%と、0.24ポイント低下した一方、対照群では7.19%から7.26%と、0.07ポイント上昇していました。つまり、笑いヨガ群の被験者では、血糖値が長期的に改善していた可能性があるのです。睡眠時間についても、対照群と比べて笑いヨガ群で0.4時間の延長傾向を認めました。一方、体重については両群で明確な差を認めませんでした。
論文著者らは「笑いヨガは、糖尿病の自己管理を行う上で、簡単で楽しく、かつ効果的な選択肢になり得る」と結論しています。