「口臭」を正しくチェック…気づいていないのは自分だけ?
歯ブラシでもいいが、硬めの歯ブラシでは舌を傷つける恐れがある。舌が傷つくと、雑菌が入り、それがまた口臭の原因となる。歯ブラシを使用するなら、必ず柔らかいタイプを選ぶ。ゴシゴシこすらず、サッと3~4回、なでる程度で。
口臭が気になったら、それは、プロの手による定期的な歯科チェックを始めるタイミング。どんなに一生懸命ブラッシングをしていても、歯ブラシが届かない場所が必ずある。そこにプラークや歯石がたまり、虫歯や歯周病を引き起こす。
「虫歯があると雑菌がたまって口臭の原因となります。歯周病も歯茎が膿み、においが発生します」
そもそも歯磨きの仕方を間違えている人も。歯磨きは回数ではなく、質が大切。歯ブラシやフロスを使って正しく丁寧な歯磨きを実践すると、10分程度はかかる。
「『自分は口臭がひどいのではないか』と気にしすぎないことも大切。口臭の原因にストレスもある。気にしすぎたせいで、本来そうひどくなかった口臭が、強くなってしまうことも考えられますから」
悩みすぎる前に、まずは歯科医院へ。