著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【聴力検査】「ヘッドホン難聴」を甘く見てはいけない…若者に増加中

公開日: 更新日:

 聴力は年齢によって変わってきます。おおよその目安は、20代で2万ヘルツ、40代で1万5000ヘルツ、50代で1万2000ヘルツ、60代では1万ヘルツといったところです。

 ところが最近はロックコンサートやライブハウスで爆音を聴き続けたため、難聴になる若者が増えています。「音響外傷」というのですが、ロック難聴やライブハウス難聴などと呼ばれることもあります。ヘッドホンやイヤホンでスマホの音楽を大音量で聴いている人も、難聴(ヘッドホン難聴)になるリスクが高くなります。

 音響外傷になると、耳鳴りが止まらなくなったり、聴覚過敏(音が大きく聞こえる)などの症状が出てきます。多くは一過性ですが、何度も繰り返していると、難治性の難聴に進行することがありますから、若い人でも聴力検査を軽んじてはいけません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末