著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

40代男性からの電話「コロナ後遺症で倦怠感がひどく病院へ通えません」

公開日: 更新日:

 さまざまな情報が飛び交うSNSで、コロナ後遺症に関してご本人も調べ積極的に提案をされ、そのつど我々もできることを模索します。

「最近どかーんと倦怠感を感じることは減ってきました」(本人)

「よかったですね。ご家族も喜んでるんじゃないですか?」(私)

「家族と毎日泣いてます。すみません……まさかこんなことになるなんて」(本人)

「後遺症外来はどうなりました?」(私)

「やっと電話がつながって3カ月後ですけど行けることになりました」(本人)

「よかったですね。それを目標に頑張りましょう」(私)

 それから3カ月ほど経った診療では随分改善され、さらに半年たった頃には後遺症外来と訪問診療を併用されるほどに。

「後遺症の程度とかは言われたんですか?」(私)

「0から9まであって0が一番重いんですけど僕は7でした」(本人)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」