昨年1年間でLGBTQ+の若者の4割が自死を考えた…米国で高まる懸念
調査対象の9割が、こうした法律に心や体の健康が脅かされていると答え、中でもトランスジェンダーとノンバイナリー(性自認が男性にも女性にも当てはまらない人)の若者とその家族の45%が、こうした法律がない州への引っ越しを考えていると答えています。
また法律の制定に伴い、彼らへの差別やハラスメント、いじめ、暴力なども増えています。性的嗜好や性自認を変えようとするコンバージョン治療を強制される場合もあり、精神的苦痛や心理的・肉体的ダメージを引き起こし、これらが自死を考える原因と考えられています。
専門家は「彼らを追い詰めているのは、彼らがLGBTQ+であるという事実ではなく、それを否定すること。社会が協力して彼らを守っていかなければならない。」と指摘しています。