著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

アンチエイジング効果のある食事とは? 双子21組を対象にした研究

公開日: 更新日:

 分析の結果、遺伝的な変化から示唆される老化現象は、ビーガン食を摂取した人で遅い可能性が示されました。老化現象はまた、心臓や肝臓などの検査値、ホルモン値、炎症反応の数値などのデータからも、ビーガン食を摂取した人で遅い可能性が示されました。

 論文著者らは「植物性食品に含まれる抗酸化物質や抗炎症物質が、老化プロセスに良の影響を与えるのではないか」と考察しています。

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