<第4回>日給がサクランボの値段と同じことにため息
■田原洋一さん(仮名)53歳 業務請負 妻帯者
「午前中はこれをお願いします」
作業場にあったのは大量のピーマンが入った木箱。バスタブぐらいの大きさで30個もある。
江東区の東京港近くの倉庫団地。ここにある青果卸会社の物流センターが田原さんの現在の職場だ。
…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り808文字/全文948文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】