40女「神戸マラソン2024」走ったで!ランナーのポイ捨て、アカンやろ…
ヘルニア→坐骨神経痛を発症
11月17日に行われた「神戸マラソン2024」に参加してきました! 倍率2倍をくぐりぬけ、今回で3回目の出走です。
猛暑にも負けず、毎日粛々と練習していましたが、9月末にヘルニアと、坐骨神経痛を発症。もう若くないのね…。
右のお尻から膝にかけていやーな痺れが抜けず、立っても座っても寝てても痛いという地獄の日々を過ごしました。
当然、ランニングも筋トレもできず、せっかく締まりつつあったふくらはぎは、筋肉がすっかり落ちてぷよんぷよんになってしまいました。鈍足市民ランナーの筆者ですが、これが地味に応えました…。
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大会テーマ「感謝と友情」を地で行く我ら
泣く泣く、出走を伝えていた地元の友人たちに「走れないかもしれない」と報告。当初は20キロ近辺で応援するはずだったところを、5キロ地点に変更してもらいました。
友人らの励ましがなかったら、出走そのものを取り消していたでしょう。
まさに大会テーマ「感謝と友情」ですな。
やっぱ、神戸が好きやねん
さて、神戸マラソンの魅力は景色の良さ。
神戸市役所前から、元町中華街を通り、海沿いを走り続ければ、世界最大級の吊り橋である明石海峡大橋がこんにちは。
ボランティアさんらをはじめとした、沿道の応援も途切れることなくずっと続いています。
プーさんの仮装のランナーに応援のおじさまが「がんばれピカチュウ!」と声援を送ると、すかさず含めた周囲から「ちゃうちゃう! プーさんや」「黄色キャラ違いやって」のツッコミが聞こえるのもTHE関西といった感じ。
ちなみにピカチュウと間違えられたプーさんランナーは裏声で「ピカチュウ!」と答えていました。
そんなやりとりがあちこちで繰り広げられているので、自然と笑顔になり、気持ちよく走れます。
なんでも、笑顔で走るとランニングエコノミーが改善するというデータもあるのだとか。こんな笑えるマラソン、他にないかも!
あの日からもうじき30年
10代だったころは、狭くて小さくて、人との距離が近すぎて嫌いでしたが、大人になると「いい街だな」と実感。
また、来年の1月17日には阪神淡路大震災から30年を迎えます。震災を思い出すと、走りながらじんわりと涙が…。
いろいろあったけど、神戸がこんなに元気になって本当にうれしい。
ポイ捨てやめようぜ!
そんな胸熱な「神戸マラソン2024」ですが、残念だったポイントが。それは、ランナーのポイ捨て問題。
今大会では「神戸マラソン5つのマナー」を掲げており、その中でもポイ捨てに関しても注意喚起がありました。ごみ袋を持ったボランティアさんや、ごみ箱も多数配置されていました。
だがしかし! 飲み終わった後の紙コップが路上に転がっている給水ポイントが多く見られました。
ごみ箱めがけて紙コップを投げるランナーの姿もチラホラ。1秒を争うトップアスリートならともかく、なぜ投げる?
湘南国際マラソンは「マイカップ・マイボトル」が必須
12月に行われる湘南国際マラソンでは、2022年から紙コップによる給水を中止。「マイカップ・マイボトルマラソン」として開催されています。
過去大会と比べて約87%のゴミ削減が実現されたのだとか。
筆者も毎年10キロの部で参加していますが、特に不便を感じませんでした。転がった紙コップに足を取られることもなく、むしろ快適! この取り組みがもっと多くの大会に広がればいいと切に願います。
おわりに
残念ながら腰痛で21キロでリタイアしましたが、そのあとのビールのうまいことうまいこと。
来年こそ、体調を万全に整えてリベンジしたんねん!
(編集K/コクハク編集部)