【漢詩でなごむ】美酒に酔い、朗誦する。人はこの欲求に勝てない
カラオケというものは、どうも苦手である。しかし、ほろ酔いになった人が「カラオケ、行きましょう!」となる気分は、ちょっとわかる気がする。
私の解釈では、あれは古代以来連綿と続いてきた「詩心」の発露なのだ。梁山泊の首領・宋江も、配流先の酒楼で美酒に酔い、興に乗って反乱の匂い…
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