郵便箱の中をドールハウスにした“犯人”は誰? ミシガン州「人形カップル」の謎が全米で話題
ある家の郵便箱に“引っ越し”てきた人形カップルのミステリーが米国で話題になっている。
4年ほど前、心理学者で予防医学研究所CEOのドン・パウエルさん(72=写真)は妻のナンシーさんとともに、米ミシガン州オーチャードレイクビレッジの一軒家に引っ越してきた。デトロイトから40キロほど離れた閑静な住宅街だ。
ドンさんは自宅とそっくりのミニチュアの郵便箱を地元の職人に作ってもらい、それを設置した。郵便受けの内部は縦66センチ、横38センチ、高さ25センチと広々としている。
昨年8月のある日、ドンさんが郵便箱をのぞくと、中に小さな人形が2体入っていて、小さなソファに仲良く並んで座っていた。メモが添えられていて「ここに住むことにしました メアリーとシェリー」と書かれていた。
「誰がこんなことを……」
ドンさんは当惑したが、好奇心を刺激されたこともあり、そのままにして成り行きを見守ることに。
すると、その後、テーブル、ベッド、薪ストーブ、絵画など家具や装飾品が次々と届けられ、郵便箱はドールハウスのようになってしまった。