「天使」に感謝! 昏睡中に愛犬が行方不明に…米国男性が手にした奇跡の瞬間
米テキサス州グランドプレーリーに住むバッバ・ヌリッシュさん(58)は今年4月、細菌感染症で入院し、同月18日に昏睡状態になった。
3週間後、意識を回復したバッバさんは、昏睡中に愛犬のバレットが行方不明になっていることを知り、意気消沈。看護師の勧めもあって、地元の迷子ペットのフェイスブック・グループ「DFWロスト&ファウンド・ペッツ 北テキサス」に情報提供を呼びかける投稿をした。
バッバさんは以前、トラックの運転手をしていたが別の病気のために失業。4年前、友人の愛犬が出産した際、そのうちの1匹を引き取った。それがバレットで、「精神的につらい時期をしのぎ切れたのはあの子のおかげ。人生に喜びを与えてくれました」という。
バッバさんの投稿を見て協力を申し出たのが、同州ダラスで犬の救助活動を行っているキム・ジョッピーさん(43)という女性。6月4日にバレットを保護し、13日にバッバさんがリハビリを行っている施設にバレットを連れていった。写真はその感動的な再会の瞬間だ。
バッバさんは「再会した時、私の太ももの上に飛び乗ってきました。取り戻せて本当にうれしい」と喜びを語り、「キムさんは天使です。とても感謝しています。彼女がしてくれたことは決して忘れません」と感謝を述べた。