「もう、死ぬしかないのかな…」人情の厚い人間から一転、年上女性との交際で歯車狂う
第7章 “なんくるならない”からの脱出(1)
沖縄県那覇市内にある24時間営業の、とある遊興施設の駐車場。木村雅人(仮名=37歳)は愛車のミニバンを止めて、菓子パンと水だけの昼食を取っていた。2日前の昼からろくなものを口にしていない。財布の中には5円玉が1つ残るだけだ。ガソリンも底をつきかけていた。
──もう、死ぬ…
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