「カネさえあれば…」はもう古い! 今どきの女性が絶対譲れない“結婚の条件”
「これまでは年収が高ければ、中高年男性でも成婚しやすい傾向にありましたが、最近はそうでもなくなっています。うちに来られる男性には40代後半で年収1000万円超という人がたくさんいますが、男性が稼いでいればそれでいいという感覚は、女性からどんどん薄れている印象です」と話すのは、結婚相談所マリーミー代表で恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸氏。パパ活卒業組でない普通の婚活女性の場合、相手の年収が結婚の最重要条件ではなくなりつつあるとのこと。
「30代後半なら、自分で稼いでいる女性は少なくありません。そのため、自分より年収が低くなければ、必ずしも男性が稼ぐ必要はないという女性は多くなっています。それよりも、身だしなみや体形など清潔感や若々しさのほか、会話の中身を重視したり、妊活、出産、子育てと将来を見据えて、家事など日々の生活で協力的な人をパートナーに選ぶ傾向が強くなっています。それと、上司のような口調でことあるごとに口うるさく話したり、自分のやることに制限をかけてくるような男性は敬遠されがちです。どちらかというと、今はお金よりこうした条件を重視する傾向が見られます」(植草美幸氏)
男性もカネさえあれば、という時代ではなくなっている。