警察犬が言葉を話せない迷子の自宅を見つけた! 米ノースカロライナで話題に
やはり訓練された警察犬の嗅覚は驚異的だ、と話題になっている。
7月7日、米ノースカロライナ州インディアントレイルの道路で、小さな男の子が1人でふらふらと歩いているところを、モンロー郡保安官事務所の職員に保護された。男の子は自閉症で言葉を話せなかったため、保護者がどこに住んでいるのか分からなかった。
そこで出動したのが、警察犬で1歳のブラッドハウンドのレミとハンドラーのB・ベルク保安官補。
通常の警察犬の捜査では、人がいなくなった場所からニオイをたどって追跡し、その人の現在地を探すが、この時は逆。ニオイをたどって男の子がどこから来たのかを探したのだ。
ベルクさんは男の子の前腕と首の後ろのニオイを染み込ませたガーゼをレミに嗅がせ、探索を開始。約800メートル離れたところにあった男の子の家を見事に発見した。
家のガレージのドアが半開きになっていて、男の子はそこからこっそり出て行ったこと、両親に重大な過失はなかったことなどが判明した。
この快挙に、保安官事務所の広報担当者も「10年以上この仕事をしてますが、こんなことは初めてです」とレミの驚異的な嗅覚に舌を巻いた。
お見事!