警察犬が言葉を話せない迷子の自宅を見つけた! 米ノースカロライナで話題に

公開日: 更新日:

 やはり訓練された警察犬の嗅覚は驚異的だ、と話題になっている。

 7月7日、米ノースカロライナ州インディアントレイルの道路で、小さな男の子が1人でふらふらと歩いているところを、モンロー郡保安官事務所の職員に保護された。男の子は自閉症で言葉を話せなかったため、保護者がどこに住んでいるのか分からなかった。

 そこで出動したのが、警察犬で1歳のブラッドハウンドのレミとハンドラーのB・ベルク保安官補。

 通常の警察犬の捜査では、人がいなくなった場所からニオイをたどって追跡し、その人の現在地を探すが、この時は逆。ニオイをたどって男の子がどこから来たのかを探したのだ。

 ベルクさんは男の子の前腕と首の後ろのニオイを染み込ませたガーゼをレミに嗅がせ、探索を開始。約800メートル離れたところにあった男の子の家を見事に発見した。

 家のガレージのドアが半開きになっていて、男の子はそこからこっそり出て行ったこと、両親に重大な過失はなかったことなどが判明した。

 この快挙に、保安官事務所の広報担当者も「10年以上この仕事をしてますが、こんなことは初めてです」とレミの驚異的な嗅覚に舌を巻いた。

 お見事!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    パリ五輪は「史上最悪の祭典」…テロの脅威、暴徒、競技場不備、蒸し風呂の移動バス、選手村はエアコン無し

  2. 2

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  4. 4

    “やす子のマラソン時だけ”募金QRコード表示の「24時間テレビ」にツッコミ多数…なぜずっと出さない?

  5. 5

    中森明菜は金銭的にもひと息…ファンクラブ限定イベントは3日間で5000万円の実入り

  1. 6

    変装もバレバレ 周囲の客が恐れる和田アキ子のパチンコ姿

  2. 7

    宮田笙子の喫煙を以前から把握か?体操協会に向けられる疑惑の目…“過去にも厳重注意”の証言

  3. 8

    利上げ観測で「円高」急加速1ドル=151円台…7月末の決定会合で植田日銀はどう動く?

  4. 9

    大相撲名古屋場所観戦で間一髪…難を逃れた大村崑(92歳)が3年前から始めていたこと

  5. 10

    石丸伸二さんについて、あたしの頭の整理がついたので、述べさせてもらう。