部下に嫌がられる社内チャット4選。LINEとは“地雷”が違うの?
部下に嫌がられる社内チャット
コロナの影響でリモートワークが定着し、TeamsやSlackなどの社内チャットを利用する企業が増えました。「LINE感覚で部下と話せて、メールよりも気楽で便利!」と思っている方も多いのでは?
でも、どうやら部下に嫌がられるチャットも存在する模様で…。
自分は部下と仲良くチャットで話していたつもりだったのに、実は部下がは嫌がっていた…。こんなことがあったら、ショックですよね。
何かトラブルが起きる前に、あらかじめ部下に嫌がられる社内チャットをチェックしておきましょう!
1. ダラダラと長い愚痴チャット
返信してくれる部下をいいように利用して、ダラダラと愚痴チャットを送っていませんか? 仲がいい部下であれば多少は愚痴チャットをかわしてもOKですが、3行以上のダラダラ長い愚痴チャットはNGです。
愚痴チャットを送れば、ほとんどの部下が「大変でしたね」「それはムカつきますよね」とあなたが求めている返信をしてくれるでしょう。親身になって愚痴を聞いてくれるからて、チャットがストレス発散にもなるかもしれません。
でも、一度冷静になって考えてみてください。もしあなたが部下側で、上司から長々と愚痴チャットが来たら?「めんどくせー! でも上司だから返さないとならないし… 」と思うのではないでしょうか。
そう、愚痴チャットへのレスはほぼ部下からの「ごますり」です。「若い子たちも同じようにイラついているんだな。 愚痴りあえてよかった!」と喜んでいるのはあなただけ。
部下にとって、上司の長〜い愚痴チャットは苦痛でしかないので程々に。
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2. 定時外のチャット
リモートワークが定着している現代。部下とチャットでやりとりをしながら仕事を進めている方も多いのではないでしょうか。自宅にいると「就業時間内かどうか」の感覚が薄れます。定時の17時や18時より遅い時間にチャットを送っている場合は要注意。
定時外にチャットを送るのは、部下に嫌われる行為の代表格。せっかく定時で上がっても、上司からチャットが来ていれば「返さないと…」とプレッシャーを感じます。スルーできないから業務中と同じだし、部下のストレスにしかなりません。
部下へのチャットはきっちり定時内に収めて。
3. 人によって温度感が違うチャット
グループチャットで、人によってニュアンスや絵文字などを変えていませんか? ある部下には絵文字や顔文字をつけてフレンドリーな文面でチャットを送っているのに、一方他の部下には硬い文面…。このような場合、あなたに他意はなくてもグループチャットに参加している部下全員がモヤモヤしているはずです。
特に最近は「マルハラ」という言葉も誕生しているように、文末に「。」がついているだけで威圧感を抱く若者もいるそう。
繊細すぎる気もしますが、チャットの文面には気をつけなければいけない時代です。
グループチャットを送るときは、部下全員に同じような文面を心がけましょう。
4. お説教チャット
部下が何かやらかしてしまったときも、チャットでのお説教は控えた方が無難。口頭で伝えるよりもきつい印象を与えたり、伝えたかったニュアンスと異なってしまったりするからです。
また、文面で残る分、チャットでのお説教はダメージ大。口頭でのお説教の方がダメージを食らいにくいようですよ。注意や指摘は、口頭で。
部下に嫌がられる社内チャットは避けよう
便利なようで、地雷もたくさん埋まっている社内チャット。LINEでも当てはまる内容でした。
部下との信頼関係にヒビが入る可能性があるので、今回紹介したようなチャットを送った自覚がある方には今日からやめることをおすすめします。
(コクハク編集部)