大阪万博の目玉に「火星の石」急浮上? 期待寄せる吉村知事、でも開幕前から見られるで
国立科学博物館でも見学可能
ちなみに、「火星の石」は万博を待たずとも見物可能だ。東京の国立科学博物館が地球館の地下3階に「ナクラ隕石」の展示を常設している。約6センチと小ぶりだが、バーチャル展示「かはくVR」を使えば、家にいながらにして無料で見ることができる。
さらに、大阪市立科学館には「ザガミ隕石」が展示されている。こちらは縦横1センチ、厚み2ミリ。「回収当時は総量は約18キロでしたが、小さい破片になって普及している」(学芸員)とのこと。展示場への入場料は大人400円だから、万博の会期中チケット(大人7500円)よりも財布に優しい。
今度は何の「石」が出てくるだろうか。
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大阪・関西万博について危機感をあらわにする建築家の山本理顕氏。約4時間に及んだ講演・議論の内容は、●関連記事『【もっと読む】「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」』で詳報している。