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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

皇室の広報戦略も左右する悠仁さま進学問題 秋篠宮家が登場しないインスタに予算3400万円

公開日: 更新日:

 せっかく開設した宮内庁広報室も片翼飛行にならざるをえないというのだ。宮内庁の初代広報室長に就任したのは藤原麻衣子氏。京大を卒業後、警察庁に入庁したエリート官僚だが、広報はまったくの門外漢。その手腕を疑問視する声も少なくない。

「警察庁で担っていたのは国家機密の漏洩対策。PRとは真逆の立場にあり、悠仁さまをどれだけ盛り立てられるかは首を傾げざるをえない」(同)

 宮内庁は来年度予算の概算要求で発信強化の費用として3400万円を盛り込んだ。ムダ金にならないよう祈るばかりである。

   ◇   ◇   ◇

  インスタに3400万円の予算をかけることも驚きだが、悠仁さまの進学だけでなく迷走を続ける宮内庁の動向に国民の注目があつまっている。【関連記事】もあわせてごらんください。

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