高橋洋一氏は「たくさんいる」と指摘…選挙出口調査で「ウソをついた」と主張する人の心理
■2017年の衆院選ですでに《ウソ書いて出した》との声が
また、このような投稿がいつ頃から出ていたかだが、少なくとも、まだ平成だった2017年10月22日に行われた第48回衆議院選挙については、確かに《自分も投票所に出口調査きてたからこたえたケド、ウソ書いて出した》といった声が出ていた。
さらに、理由を併せて投稿している例としては、《「秘密投票」 秘密にするのは義務だと私も思います。この不気味さこそが大切だと思います。なので出口調査なんてウソを言っても良いと思ってます》と、自らの信念を披露するものや、《みんなで出口調査はウソつけば楽しいかもね。出口調査で本当のことを答える義務なんかないよね》といったいろいろなものがあるが、これらの投稿を行っている人はどのような性格の持ち主なのだろうか。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「あくまでも自分の体感だが、特定のクラスターの中では3人に1人ぐらいが『ウソをついてきた』という話で盛り上がっていたことがある」と語る。
「主にXの陰謀論界隈では、『出口調査でウソをついてきた』という話題で盛り上がることが、近年見られます。論調としては『選挙結果はディープステートがすでに決めているから、出口調査にまともに答えても仕方がないのでウソをついた』といった具合にです」