衆院選ラストサンデーなのに《投票所入場整理券が来ない》の声が続出 なくても期日前投票は可能
昨日10月20日は衆議選ラストサンデー。X(旧ツイッター)には《期日前投票に行ってきました》との声が続出している。休日ということで、やはり期日前投票をする人が多かったようだ。
だが一方で、これらの声に交じり《期日前投票行きたいけど、投票券来ないな~》といった声が上がっている。
「投票券」とは、「投票所入場整理券」のこと。選挙が近づくと各家庭に届けられるあの紙だ。整理券が届くことで選挙の近づきを実感する方も多いだろうが、今回の衆議院選挙においてはそれがままならない市区町村が多数ある。理由は、整理券の配布が遅れているからだ。
例として挙げられそうなのが、東京都練馬区の公式サイトの今回の衆議院選挙についてのページ。「令和6年10月27日執行 衆議院議員選挙・最高裁判所裁判官国民審査」とのタイトルのすぐ下には、「急な選挙となったため、選挙のおしらせのお届けが遅れています。10月21日(月曜)、22日(火曜)で各世帯に順次お届けします」との文字が躍る。
整理券の遅配は全国規模で起きている。21日までに各メディアは『いつ届く? 東京23区の投票所入場券 なくても投票はできるけど…「月曜以降」が11区も』(東京新聞電子版)や『衆議院選挙の期日前投票が始まる 投票所入場券が届いていなくても投票可能』(東日本放送電子版)のように、整理券を所持していなくても投票が可能との見出しで遅配の現状を報道している。