毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口コミがいまいち信じられなくて迷う」「芸能人プロデュースだけど、本当にいい商品なの?」etc…こんな声にお応えするべく、コクハク編集部では覆面調査班を設置! 忖度なしでレビューします。
【進め!コクハク覆面調査班~辛口女物批評】
【メンバー】
☆美容業界歴15年以上の美容マニア・華子(30代後半)
☆美容に多少の関心はあるが流行り物重視のオバライター・キナコ(40代後半)
☆モテを追求し続けるライフスタイルオタク・ズッキュン丸美(40代前半)
☆駆け出し美容ライター・チビ子(20代後半)
40代美容好きがVIOセルフケアに挑戦!
みなさん、こんにちは。40代の華子です。
このたび、かねてより懸案事項だったVIOの毛について、ご報告がございます(笑)。
若かりし頃にほんの一瞬だけ脱毛サロンにて施術をしたものの、通うのが面倒で、かれこれ約20年放置…。
ジャングルのように伸び放題なVIOゾーンを、美しく整える決意をした次第です。
目星をつけたのは“殿堂シェーバー”と名高い2商品。絞りきれなかった筆者は、両方お買い上げしました。
せっかくなので使用感を比べてみましょう。
同じ貝印製の『FEMINICARE 音波振動カミソリ』(写真左)と『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』(写真右)でございます…!
『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』のブランドアンバサダーは本田真凜さん
『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』は、ただ剃るだけではなく、細かい部分もケアできるようにV用とIO用が交換式。敏感な部分に使うアイテムなので、肌あたりがやさしい、音波振動を採用しているという点に惹かれました。
刃を振動させることで、肌に与える刺激を軽減するだけでなく、なめらかに剃れるのだそう。
余談ですが、ブランドアンバサダーはプロフィギュアスケーターの本田真凜さんが務めています。果たして、こちらのカミソリは、リンクを美しく舞った本田さんのような“滑り”を見せてくれるでしょうか?
楽しみです。
【写真特集】オトナになった本田真凜の背中ぱっくりなドレッシー姿♡
『FEMINICARE 音波振動カミソリ』はより大衆的?
一方の『FEMINICARE 音波振動カミソリ』も、メーカーは同じ。クシで細部まで整えながらお手入れが可能で、音波振動でやさしく剃れるのがウリ。ブランドアンバサダーは特にいないようですね。価格帯を見ても、より大衆的かつ実用的な位置付けの製品なのでしょう。
華子の購入時のお値段は、『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』が1980円、『FEMINICARE 音波振動カミソリ』が945円でした(編集部注:2024年11月3日現在の価格、いずれも税込)。
このお値段なら、2種類を使い比べてみるのもアリでしょう。
2種類を見比べていくと…違いはヘッドにあり!
届きました商品を見比べていきますと、電池部分の仕様はほぼ同じ。サイズもほぼ同じですね。どちらも、片手で持てる軽さです。
異なるのはヘッドの形状と、カミソリの具合で、『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうが小回りの利きそうな見た目です。
写真の『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』には、V用を装着中しています。
IO用に付け替えて比較してみましょう。
ヘッド部分は2種類ともよく似ていますが、『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうがシャープな印象です。
では、バスルームに持ち込んでお手入れ開始といたしましょう!
使いやすさや剃り味で軍配が上がるのは?
バスルームにて、使っている様子をお見せできないのが残念なのですが(苦笑)、セルフケアを終えた感想を率直に綴らせていただきますと…。
お安いシリーズの『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうが、使いやすかったです(爆)。
やはりヘッド部分の違いが使い勝手の差を生んだという感じで、『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうが小回りが利いて、快適に剃れました。
もうひとつの『miness VIOデリケートゾーン用カミソリ』も悪くはないのですが、ヘッドが平らなので、滑るには滑るけれど、小回りが利きにくい。
体型にもよるのかもしれませんが、少なくとも40代の標準体型である筆者には、『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうが合っていました。
剃り味については、五分五分。どちらも同じくらい剃りやすいです。切れ味をお伝えするべく、“こより”を切った写真で、お見せしましょう。
強いて言うなら『FEMINICARE 音波振動カミソリ』のほうがほんの少し圧が必要でしたが、ほぼ同じような力加減と切り口でした。
そもそも電動機能は不要な気が…
ところで今回、2種類を比べてみて、重大なポイントに気づいてしまいました。
あくまでも個人的な感覚ではあるのですが…、せっかくの忖度なし企画なので、言わせていただきますね。
「VIOのカミソリに電動機能はいらない」
まさにこの一言に尽きます。
なぜ不要かと申しますと、電動になっていることで、かえってミスしそうで怖いんです!
デリケートな部分だからこそ、丁寧に処理をしたい華子にとっては、むしろアナログのほうが使いやすかったのです。だから最後の仕上げの段階では、どちらも電動はオフにして、普通にカミソリとして使っておりました。
電動にせずとも、しっかりと剃れるので、そこはさすが貝印の製品。
だからこそ、むしろ電動機能っている? と、強く感じてしまったのかもしれません。
さっそく調査班メンバーに報告!
チビ子「お安いほうが使いやすいってあるあるですよね。やっぱり、同時に使って比べないとわからないですね〜」
ズッキュン丸美「私も、VIOはセルフ派。電動機能って要らないかもって、すごく同感です!」
華子「電動もあればあったで便利だし、綺麗に剃れるのはわかるんだけどね。でも、コスパ重視で選ぶなら、なくても十分かもしれない。
あったら便利だけど、なくても十分いいんじゃない? みたいな感じかな〜」
キナコ「VIOのセルフケアでコスパを最重視するなら、結局アナログカミソリが優勝なのかぁ。
美しく仕上げるなら、しっかり課金してサロンでやったほうがいいって考え方もあるもんね」
◇ ◇ ◇
このように忖度なしのレビューをお届けする、コクハク覆面調査班のガチンコレビュー行脚。さて、次回はどんな商品が登場するのでしょうか? お楽しみに!
(コクハク覆面調査班/「コクハク」中の人)