急な寒暖差でシニアのワンちゃんネコちゃんも不調に…飼い主は心拍数でチェックできる
今年の猛暑を引きずったのか東京は11月に入っても暑さが続いていましたが、ようやく涼しくなったと思ったら、週末は冬の寒さに冷え込むそうです。厳しい寒暖差で多くの人が体調を崩しています。
急激な気候変動は、特にシニアのワンちゃんやネコちゃんにはつらい。循環器系への負荷が強くかかり、急な血圧の上昇を引き起こしやすくなるのです。
■自宅でできる聴診
ワンちゃんやネコちゃんの血圧は、ヒトより精度が落ちるものの測ることができます。それよりもよいのは、かかりつけの獣医師さんに聴診してもらうこと。そしてこれから冬にかけて、シニアのワンちゃんやネコちゃんを飼っている方は、ぜひこの聴診を自宅でやってほしいと思います。
ワンちゃんたちが落ち着いているときに、人さし指と中指、薬指をそろえてワンちゃんやネコちゃんの左胸に当てると、鼓動にふれるでしょう。その数を大体でよいので数えてみてください。
心拍数は小型犬で1分間に120~140回、呼吸数は1分間に20~30回です。中・大型犬の心拍数は小型犬より10~20回ほど、呼吸数は5~10回ほど少なくなります。