「山賊サウナ」薪ストーブでアウフグースの締めは何とホルモン!
山賊サウナ
箱根登山鉄道入生田駅から歩いて5分ほど。昨年2月オープンの「山賊サウナ」は、箱根の麓という絶好のロケーションに加え、入り口前には「山賊サウナ・ホルモン」の文字が躍る看板が。ととのってからホルモンをいただけるとは、タマランチ会長! テンション爆上がりで2階にあるタッチパネル券売機で入場券90分.1800円~、レンタルタオルセット300円、男性水着レンタル300円を購入。延長料金は30分500円。
フロントでタオルなどを受け取り、男性ロッカールームで水着に着替えたら、再びフロントへ。スタッフ兼熱波師のゆうMIXさんの丁寧な説明を聞き、サンダル履きで屋外に出ると、お~、箱根の大自然。その日は日曜とあって、若いカップルで大盛況。そう、水着着用の混浴っス。
1階のシャワーブースで体を洗ったら、40度の湯船にザブン。地下約50メートルから汲む井戸水を薪でたいていて、まろやかでよかね。さて、そろそろサウナにGO。
サ室は3室で、まずはビート板を手に一番奥の「大平台」へ。85度前後の室内は真っ暗で静かな木造で、ストレート3段ベンチは定員9人。五角形の薪サウナストーブでは、ケヤキがパチパチと燃えている。上段から炎を眺めながらの瞑想サ活なんてオツですなぁ。
「薪の木材は季節ごとに変わり、先日までは桜の薪でした」と施設を仕切る“山賊さん”こと水口芳隆さん。スタッフが薪をくべ、ストーンに1杯ロウリュすると、心地いい熱波が肌を包む。充実の8分に満足して、隣に移動しよう。
次の「早雲山」はスチームタイプ。室内は青くライティングされ、ヴィヒタが香る。両サイドのベンチは定員8人。幻想的な雰囲気に身をゆだねると、はて、ここは天国か。思考停止の頭を現実に呼び戻したのが、毎時00分開催のアウフグースの合図っス。
慌てて「大涌谷」の扉を開けると、木造の定員15人はほぼ満席。ストレート3段ベンチ下段の若者が横にずれてくれて、なんとか着席。若者よ、かたじけない。