不動産相続これだけはやっちゃダメ!「共有名義」はリスクの温床でしかない

公開日: 更新日:

「共有不動産問題」解決の方法

 では、どのように共有不動産問題を解決すればいいのか。それには次のような方法があるという。

①共有物分割(協議・訴訟)=主に現物分割、換価分割、代償分割の3つがあり、所有者を一本化する

②自身の共有持ち分だけ第三者に売却する

③自身の共有持ち分を放棄する

 このように解決方法はいろいろあるが、まずは話し合いだと大江氏は言う。

「当事者同士で話し合いをして和解する努力をすること。難しければ経験豊富な弁護士や専門家に相談して解決方法を模索してください。和解できないと訴訟することになり、最終的には競売にかかり、実勢価格より安くなることが多いなど一番不利益な形で不動産を手放すことになりかねません」

 不動産に心当たりがある人は早めに動こう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」