大型優良銘柄が爆上がり! 今後の株式市場「稼ぐチャンス」は“富裕層相場”便乗にあり
数年内に日経平均は7万円へ
現状の“富裕層銘柄”に乗っかる手もあるが、次に富裕層が狙ってきそうな銘柄を先回りして探し出せないか。
「“景気一致銘柄”が狙い目になるでしょう。つまり公益性の高い会社です。電力やガス、JRなどの運輸あたりでしょうか。こうした銘柄でPBR(株価純資産倍率)1倍割れに甘んじている会社は株価上昇が期待できます」(前出の清水秀和氏)
先週末は日経平均がガクンと下がった。秋口に4万4000~4万5000円まで上昇すると信じるなら、そんな下落局面こそ絶好の買いチャンス。
前出の杉村氏は「9月、10月に4万6000円を付ける可能性がある」と予測する。
もっと長い目では、その水準ですら「安かった」と思うかもしれない。
「数年内に、日経平均は7万円に到達すると思っています。日本株はようやく史上最高値を奪取したばかり。日本株がバブル期最高値をつけた1989年に比べ、NYダウは約15倍になっています。そこから考えれば、日経平均7万円は決して難しくはありません」(杉村富生氏)
現在値上がりしている優良株を持ち続ければ、2、3年後に倍になっている可能性はゼロではない。
バブル崩壊で大損したシニア層は「株価7万円」を真に受けるのは厳しいかもしれないが、NYダウは間違いなく15倍になった。夢のある投資にかけてみては?