参謀本部は傍受する敵のラジオ放送を都合よく解釈した
![ガダルカナル島、ホニアラのジャングルを清流沿いに行く日本兵遺骨調査団一行=派遣団員撮影、1955年(昭和30年)2月11日(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/272/655/8ca7a8b5a4fcbf114a096de2cf2792fa20200501135533815_262_262.jpg)
ガダルカナル戦の推移は極めてわかりやすい構図で進んだ。日本側がアメリカ軍の上陸戦力を読み違えて、対応する兵力を間に合わせのような状態で送ったのである。言い方を変えれば、アメリカ軍の上陸戦力が10なのに3と予想して3に対抗する戦力を送っては戦果を期待していたのだ。兵士たちがどれほ…
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