大川周明は精神錯乱状態に「恨み」で東條英機の頭を叩いた
これは田中隆吉の書(「敗因を衝く」)からの引用になるのだが、大川周明は和平工作の障害は、軍内の強硬派のゴリ押しにあると考えていたようであった。次のようなエピソードを紹介している。汪兆銘政府ができた後、日本政府はむろんこの政府を真っ先に承認している。この政府ができた後に、ドイツの…
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