アメリカ国民が第2次世界大戦への参戦に及び腰だったワケ
![1940年6月1日、フランス・ダンケルク。35万人を超える英国、ベルギー、フランス、ポーランドの兵士が圧倒的な数のドイツ軍の侵攻を受けて撤退した(写真は絵画)/(C)Underwood Archives/Universal Images Group/共同通信イメージズ](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/295/873/c2bea426c247815cc94d8b4af595d97b20211011133404063_262_262.jpg)
1939(昭和14)年9月1日に第2次世界大戦が始まったが、この戦争にアメリカ国民は冷静かつ客観的に対応していた。この国がもう戦争に巻き込まれるのはごめんだ、というのが国民心理であった。翌年の大統領選挙でもルーズベルトは、民主党の参戦拒否の公約を声高に叫んだが、個人的にも「私は…
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