著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シベリア抑留では日本人将兵が氷点下30度、眠ったまま死亡した

公開日: 更新日:
遺骨を抱いて上陸するシベリアから引き揚げ者(1946年12月9日、舞鶴)/(C)共同通信社

 満州国、樺太、千島列島、さらには朝鮮の一部で武装解除され、ソ連の捕虜収容所に送られた日本人「捕虜」は、推定60万人から70万人といわれた。膨大な人員である。これだけの日本軍人や兵士が、シベリアを中心とした45カ所の施設に収容されて、強制労働に駆り出された。とにかく根こそぎ連行し…

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