御前会議の前後から、昭和天皇は「やむを得ないのか」と思うようになった
日本が対米英蘭戦争に踏み切るのは、最終的には昭和天皇の意思によった。近衛文麿に代わって東條英機に大命を降下したのは、たしかに内大臣の木戸幸一とされているのだが、内々には天皇も、戦争を避けるには好戦派の東條に態度を一変させ、軍内の強硬派を抑えて、外交に力を入れてほしいとの考えに賛…
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