玉木雄一郎は国民民主党「代表」に復職できる? 2週間で職務停止は終わるが党内で強まる慎重論
とは、同党所属議員の見立てだ。
もっとも、党運営の足並みの乱れのもとをただせば、高度の倫理観が求められる公党代表の立場でありながら、グラドル相手に肉欲に溺れた玉木自身がまいた“タネ”だ。
「役職停止はあくまで党のケジメであって、奥さんも不倫相手も沈黙したままでは、当事者間でどんな話し合いが持たれたのかも分かりませんし、不倫相手がマスコミに告発する可能性もあるわけです。このまま代表に復職させていいものかどうか。幸い、玉木不在でも党の支持率は上がり、選挙も連勝ですしね」(前出の所属議員)
こうした玉木の代表復職への党内の慎重論も無視できない状況である。
国会は25年度予算案の衆院採決をめぐり、与野党の駆け引きがいよいよ激しさを増す。
予算の年度内成立を確実にするには、3月2日が衆院通過のタイムリミットだ。
玉木は政府予算案賛成の絶対条件となる「年収103万円の壁」の引き上げについて「最低でも150万円プラスアルファという考えが共有されつつある」と方々に触れ回っている。
一兵卒なら、もう少しだけおとなしくして、雑巾がけに徹した方がいい。出過ぎたマネが鼻につくと、さらに党内に玉木アンチを増やすだけだ。
(特命記者X)