今の日本は「バットマン」の悪役がのさばるゴッサム・シティか?
さらに立花氏は選挙ウォッチャーちだい氏に対し、彼の住所をさらして「今の彼の映像撮ったら10万円」と煽り、実際に2人の男が家にやって来るという場面も、恐怖でしかない。
これなど訴えれば罪に問えないのか。犯罪ギリギリだと思うのだが。
なぜこういう人たちが、そこそこの人気と信用を得ているのか。バットマンの舞台であるゴッサム・シティにはジョーカーやらペンギンといった数々のヴィラン(悪役)が登場する。彼らは闇に紛れてもいるが、一定の支持者がいてある程度の市民権も得ている。
■安倍政権時代から連綿と続く負の連鎖
今現在、CMやニュースに出てくるクソ氏や立花氏を見ていると、さながらこのヴィランのようだ。いやさながらどころか、ドンピシャのヴィランではないか。
マーベル作品の「デアデビル:ボーン・アゲイン」では、キングピンという闇社会のヴィランがニューヨーク市長になる。
もちろんそれと同じとは言わないが、現役の兵庫県知事の斎藤氏もヴィラン感は半端ない。立花氏によって選挙が優位に立ち、その誹謗中傷が原因で県職員が亡くなっているのに、「道義的責任は感じるか」という問いに「SNSでの誹謗中傷は許されない」という一般論をお題目のように唱え、決して自分の支持者に誹謗中傷をやめるように呼びかけはしない。呼びかけても何も損はない。むしろ普通なら誰でもそうするだろう。しないのは自分もその渦中にいる事を認めたくないからだ。