国民民主党・玉木代表「連立入り」「首相就任」報道に文句連発も…ホンネは自公政権救済へ“色気ありあり”
不倫、パワハラ問題もくすぶったまま
しかし、玉木氏の思惑通りにコトが運ぶとは限らない。22日、党所属の平岩征樹衆院議員が過去、名前と職業を偽ってマッチングアプリで知り合った女性と不倫していた問題が発覚。週刊現代電子版が報じた。千葉県連のパワハラ問題もくすぶったままだ。「いつまでも好調が続くとは思えない」(国民民主関係者)という声も上がる。
そもそも「首相就任」「連立入り」などと囁かれて浮かれているなんて、あまりにフザケた話である。裏金問題の解明に後ろ向きで、トランプ関税や物価高無策の自公を手助けするも同然だからだ。
「昨年の衆院選で少数与党に追い込んだ国民の意図は『腐敗した政治を根本から変えて欲しい』だったはずです。ならば、野党は与党と対峙して政権交代を目指すのがスジ。なのに、国民民主は与党にすり寄って甘い汁を吸わせてもらって満足しているのだから、目も当てられません。『参院選で議席を伸ばせたらいい』くらいのことしか考えていないのでしょう。連立入りなんて、自公に手を貸すだけですから、著しく民意から離れています」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)
国民はだまされてはいけない。
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千葉県連のパワハラ問題。玉木代表は、キチンとした調査を実施し、厳しい処分を下せるのか。パワハラ議員のクビを切れないウラ事情とは。●関連記事【もっと読む】『国民民主党・玉木代表が“パワハラ女性議員”のクビを切れない裏事情…グダグダ会見で露呈したガバナンス不全の深刻度』で詳報している。