暴力、セクハラ、内粉…韓国「ショートトラック王国」崩壊

公開日: 更新日:

「ショートトラック王国」と呼ばれた韓国がグジャグジャだ。冬季五輪で韓国が獲得した金メダル総数は23個。そのうち19個がショートトラックなのだ。

 国別で見るとバンクーバー大会までの6大会で、金19個の韓国(ショートトラックメダル総数37個)は断然のトップ。次いでカナダ7個(同25個)、中国7個(同24個)となるのだが、今大会は10日の男子1500メートルはメダルなしに終わり、13日の女子500メートルも朴勝羲の銅メダルだけ。

 元代表選手が各国から招聘されて選手育成に携わり、韓国選手の弱体化が進んだという声がある。

 その一方で、セクハラや「韓国式訓育」といった殴る蹴るの暴力が表面に出て選手の指導者への不信感が募っている。

「ソチ開幕まで1カ月に迫った1月9日に、大韓スケート連盟がショートトラックの代表コーチをセクハラを理由に追放したという報道がありました。女性選手を自宅に呼んで、胸を触ったり、キスした疑いがあるというのですが、セクハラ事件があったのは2012年夏。すぐに問題になったにもかかわらず、このセクハラコーチは何ら処分を受けず13年から代表コーチに就任していた。解任劇がソチ直前だったため、連盟が臭い物にフタをしたのではないかとの見方もあるが、“事件”が明るみになって立て直しが図られていない」(関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる