楽天の“懸案”は松井裕の本拠地デビュー戦とGWのローテ

公開日: 更新日:

 狙うはゴールデンウイークだ。

 開幕ローテ入りが確実になった楽天のルーキー、松井裕樹(18=桐光学園)。気がかりなのは「いつ、どこで」投げるかだ。

 開幕投手は2年目の則本でほぼ決まり。松井は19日のDeNA戦で4回2失点だったとはいえ、オープン戦13イニング無失点と結果を残した。話題性と集客を考えれば、デビュー戦は2カード目、本拠地仙台でのオリックス戦が濃厚だろう。

 問題は指揮官の意向だ。星野監督は春季キャンプの時から報道陣に、「松井は開幕ローテに入れるか? 西武は左腕に弱いからなあ」と話していた。当時はあくまでリップサービスだったが、オープン戦ではちぎっては投げの好投。本当に西武戦で投げさせる可能性だってある。

 それでは困るのが集客に気を揉む営業サイドだ。

「昨季日本一になった効果もあり、チケットはそれなりに売れているが、なにせエースの田中が移籍で戦力は大幅ダウン。序盤で負けが続けばファンも『やっぱり今季はダメか』となり、客足が遠のきかねない。ファンをつなぎとめるためにも、松井の地元デビューは欠かせません」(楽天関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった