智弁・岡本だけじゃない スカウトが注目「7人の特A打者」
同じく九州国際大付の古沢勝吾内野手(3年=178センチ、80キロ)は3番として福岡大会で打率・481、2本塁打、チームトップの13打点。パ・リーグ某球団スカウトは「遊撃の守備もいい。捕手の清水とともに候補に入っている」と甲子園でも密着マークを続ける。
■足でメシが食える
龍谷大平安(京都)の徳本健太朗外野手(3年=177センチ、71キロ)は50メートル5秒8の俊足がウリ。優勝したセンバツで1番・中堅として5試合で22打数8安打、打率・364、6得点、1本塁打。一発は高校球界屈指の好投手、佐野日大の田嶋から放ったもの。その後の春の近畿大会ではランニングホームランをマーク。京都大会4盗塁と走りまくる。守備範囲も広い。巨人の山下スカウト部長は「足でメシが食える」と絶賛している。
健大高崎(群馬)の脇本直人外野手(3年=180センチ、80キロ)は群馬大会の打率5割。昨夏に全国制覇した前橋育英の高橋から逆転打を放ち、センバツ8強の桐生第一の山田から特大弾を放つなど57本塁打。「今の段階では上位ではないけど候補には入ってくる」(セ某球団スカウト)という評価も、米ドジャースも密着している「上州のゴジラ」だ。