男子ゴルフ伝統大会 コロコロとスポンサー変更の背景

公開日: 更新日:

■日本人プロのふがいなさの表れ

 一般的にスポンサー企業は、賞金総額(今大会1億1000万円)の約3倍のカネがかかるといわれている。もスター選手が競い合って面白い試合内容が繰り広げられたら、大金を投じても十分に企業の知名度がアップして効果がある。

 その半面、スポンサーがコロコロ代わるような大会は、イベントとしての魅力がない証拠でもある。注目選手がいない、視聴率も稼げないとなれば、企業は商品PRやイメージアップにもならず、スポンサードする意味自体がなく、大金をドブに捨てるだけだ。

 今大会は3年連続で韓国人プロが優勝しており、2日目途中まで賞金ランク8位の金亨成(34=写真)がトップに立つなど、初日終了時点の上位12人中、日本人プロはわずか5人というのでは、スポンサーのなり手が見つかりにくいのも当然。今年も韓国人プロに優勝をさらわれるようなら、来年に向けて主催者はまたダンピングしてスポンサー探しに奔走することになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方