スコアメークに徹するならドライバーを220ヤード以上飛ばさない
ホールの多くは吹き流しの手前を狙っていれば、減点になりにくいように造られている。ホールの幅も広いので、多少、左右に曲がってもトラブルに巻き込まれない。
ティーショットはドライバーで打たなくてはならないという決まりはない。ドライバーで打つと吹き流しを越えるならば、吹き流しを越えないクラブ、例えばフェアウエーウッドやユーティリティークラブで打てばいい。すべてのティーショットで吹き流しの手前のフェアウエーをキープ。これでSGD(strokes gained driving=ティーショットで稼いだ打数のことで飛距離と方向性精度の両方を考慮に入れて算出した数値)の減点は驚くぐらい減るし、ティーショットでスコアの浪費を確実に減らせる。アマチュアが白ティーからプレーするならば、ティーショットでは220ヤード以上飛ばないクラブを手にすることが最善策なのだ。
(ゴルフライター・マーク金井)