「逸ノ城は横綱に」「日本人は弱い」朝青龍に反論できぬ相撲界

公開日: 更新日:

 元横綱の朝青龍は24日、ツイッターで逸ノ城を<横綱になる>と絶賛し、返す刀で<日本からとうぶん横綱誕生ないだろう!!>と、日本人力士をこうぶった斬った。

<まず、なぜ日本人が弱ているの? ハングリー精神がないとう言うわない、足りない!! 夢だけ考えている! 自分自身動力しない!! 家族愛足りない!! 甘いもの食い過ぎ!! ごめんねスバリ言うと、>

<や~な事つぶやき気分悪くさしたらごめん!! しかし言うないと、誰か言う? 朝様が言う!!>

■補助金欲しさに頭数そろえるだけの親方衆

 つまり、日本人はハングリー精神がなく、夢ばかり追い求めて努力をしない、摂生もできない、ということを朝青龍は言っている。かつてワガママ放題のデタラメ横綱といわれた朝青龍だが、至極正論。日本人力士の多くは「朝様」の諫言にうなだれるしかないだろう。

 相撲評論家の中澤潔氏は「今の日本人に相撲は向いていません」とこう言う。


「例えば、アマチュア相撲で鳴らした豪栄道遠藤は、いわゆる相撲エリートです。それでも、ちょっと相撲を覚えたばかりの外国人力士には勝てない。育ちからくるハングリー精神、骨格の違いなど、すべてにおいて日本人は劣っています。角界全体を見渡せば、確かに日本人にも逸ノ城のような巨漢力士はいますが、ほとんどが動けないデブばかり。これはカネのことしか考えていない親方衆の責任です。力士が多ければ多いほど、相撲協会から補助金がもらえますからね。頭数を揃えるためにただのデブばかり集め、彼らの将来像などは考えない。これでは外国人力士に勝てないのも当然です」

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