日米野球で負け越しも…ファレル監督は“スカウト”で大収穫

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 20日、沖縄での親善試合で幕を閉じた日米野球。日本代表が24年ぶりにメジャー軍団に勝ち越したものの、MLBチームに同行した米メディアのひとりは、「収穫があったのはむしろMLBの方。中でもレッドソックスが今大会で最も『成果』を挙げたのではないか」という。

 レッドソックスは昨年、世界一になりながらも、今季はア・リーグ東地区最下位に沈んだ。

 巻き返しをすべく、今オフはすでに球団を挙げて投手中心の大補強を行う予定で、金子千尋(31=オリックス)や前田健太(26=広島)ら日本人投手の獲得にも意欲を燃やしているといわれる。

 いくら獲得に強い意欲を持っていても、本来なら首脳陣が日本人選手と直接話をしたり、口説いたりすることはタンパリングだからご法度。が、今回の日米野球のメジャーチームの指揮を執るのは、レッドソックスのファレル監督だ。

■マエケンと何度も“接触”

 同監督はこの「メジャー代表チーム監督」の肩書をフルに活用、日本人選手や日本の球界関係者との交流を図りながら、メジャー移籍が噂される選手たちを徹底調査したというのだ。前出の米メディアのひとりはこう言った。

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