目を閉じると足裏で微妙な傾斜を感じ取れる
国内男子ツアー最終戦・ゴルフ日本シリーズJTカップは、最終日に宮本勝昌が6バーディー、1ボギーの65で回り、通算9アンダーで逆転優勝を挙げた。賞金王争いは小田孔明が3位タイに入り、自身初の賞金王のタイトルを手に入れた。
小田は「賞金ランキング」のタイトルの他に、「最優秀選手賞」「平均ストローク賞」「ゴルフ記者賞」を受賞している。
今季男子ツアーは幕を閉じたが、テレビ中継を見ていて強く感じたのは、パッティングのライン読みの重要性。いくら良いショットを打ってバーディーチャンスにつけても、傾斜(ライン)を読み間違えてしまうとスコアを伸ばせない。パットは打ち方、距離感も大事だが、傾斜を正確に読む技術も極めて重要である。
では、どうすれば傾斜を正しく読めるのか?
グリーンの傾斜は目で確認するのが一般的だが、実はもうひとつ方法がある。前回も書いたが、アダム・スコットも実践しているシステム「エイムポイント・エクスプレス」では、目ではなく足裏感覚で傾斜を感じ取ることを指導している。