目を閉じると足裏で微妙な傾斜を感じ取れる
足裏で地面がどれだけ左右に傾いているかをチェックし、足裏で感じた傾き(傾斜)をもとに、どれぐらいフックするのか、どれぐらいスライスするのかを決めるのだ。
もちろん足裏で傾斜を感じ取るには慣れが必要で、「エイムポイント・エクスプレス」では傾斜の感じ取り方も細かくレクチャーしている。
■視覚情報に 惑わされない
筆者も「エイムポイント・エクスプレス」の講習を受けたが、足裏感覚を養うのに役立ったのは目を閉じること。感覚器官をひとつシャットアウトすると他の感覚器官の感度が上がり、目を開けている時よりも足裏で微妙な傾斜を読み取りやすくなるのである。
ゴルフに錯覚はつきものだが、足裏で傾斜が読めるようになると、目の錯覚に惑わされない。そして何よりラインに悩まなくなるので、パットのストロークもスムーズになってくるのだ。
(ゴルフライター・マーク金井)