黒田以上の期待も 広島“太腹左腕”ザガースキーの実力
「ただ、昨年は3Aで60回3分の2を投げて83奪三振。MAX152キロの直球には威力があり、武器のスライダーにもキレがあるという判断だ。うまくはまれば、ストッパーもできると評価している。黒田が戻ってきてくれて、先発陣はリーグのナンバーワンといわれるけど、問題は後ろ、特に左のリリーフ。昨年はここで何度となく泣かされてきたわけだから」(前出のチーム関係者)
実際、昨年の広島は左のリリーフが壊滅状態。3年目21歳の戸田が30試合に投げたのがチーム最多で、その次は8試合の34歳・江草、35歳・久本という状態だったから、左のリリーフがいないも同然だった。ザガースキーが働いてくれれば、チームにとっては確かに「黒田以上」の戦力になるのは間違いない。