“キューバの至宝”DeNAグリエル争奪戦で飛び交う札束50億円

公開日: 更新日:

「米国とキューバの国交正常化交渉の進捗状況次第では今オフ、グリエルが二国間の友好の象徴として、合法的にメジャーに挑戦する可能性は十分にあります」

 とは、メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏だ。

「先日、レッドソックスがキューバ選手移籍の解禁第1号として19歳の内野手・モンカダを総額6200万ドル(約74億円)で獲得した。これまでキューバ選手がメジャーでプレーするには亡命以外方法がなかった。メキシコ人や、マイアミに多く住むキューバ系アメリカ人のマフィアが亡命を手引きし、代理人として跋扈してきた。ドジャースの外野手・プイグ(24)は、メキシコの麻薬組織が用意したルートでメキシコに脱出。メジャーと契約した場合、年俸の2割を組織に支払う約束をさせられていたことを明かしています。殺人事件が絡むケースもあり、血生臭いマフィアの排除は米国、キューバの2国間で共通認識になっている。グリエルのようなスター選手を合法的に移籍させることが黒いイメージを払拭する契機となると考えても、何ら不思議ではありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末