スライスを本気でなおすには強いフックフェースのドライバーを使え
ゴルフの祭典、マスターズ。今年で79回目を迎えるが、昔も今も共通していることがある。それは、右打ちの場合、ドロー(フック)が持ち球の選手が有利なこと。レフティーの場合は、フェード(スライス)が有利なのだが、これには理由がある。
マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCはドッグレッグホールが7つあるが、そのうち左ドッグレッグが6つもある。この6ホールでは、右から左に曲がるドロー(フック)が打てると、コースなりに打てて距離を効率良く稼げる。加えてパー5の2番と13番は、ティーショットでドロー(フック)がうまく打てると2オンが楽に狙え、バーディー、イーグルの奪取率が大幅に上がってくるのだ。
マスターズで有利なドローボールはアマチュアの憧れの弾道でもあるが、これがうまく打てる人はそう多くない。
昔も今も、アマチュアの多くは、左から右に曲がるスライスが持ち球になっている。その証拠に昔も今も、ゴルフ雑誌では「脱スライス」のレッスン記事が数多く出ている。
さて、このドロー弾道。もしも本当にドローが打ちたいならば、ぜひとも試してほしいことがある。