無気力メッセは「二軍降格を」 虎助っ人の“ワガママ”にOB憤慨

公開日: 更新日:

「マートンは過去にコーチと大喧嘩するなど何度も乱行を繰り返し、以前は現場から『クビにすべき』という声すら出たそうですが、今や助っ人の球団史上最高額の4億6000万円という高い給料をもらっている。これだけ待遇が良ければ甘えも出るし、ワガママをやっても許されると勘違いしても不思議ではありません。球団にも問題があると思います。このままではメッセもゴメスも呉昇桓も、マートンが何をやっても許されるんだったら俺も、と悪い方向に感化されかねません」(福間氏)

 阪神は90年代の暗黒時代から、生え抜きの若手が大成せず、助っ人やFA、トレード頼みのチームづくりをしてきた。日本での実績のない助っ人に1億円、2億円と高い金を用意することもあるし、当初は年俸が安くてもある程度の成績を残せば高給が保証されるようになる。チーム内に彼らを脅かす若手や中堅がほとんどいないから、好き勝手やっても地位は安泰。外国人ではないが、近年のメジャー帰りの城島、西岡らにしても同様だ。助っ人頼みの状況に加えて、彼らにおもねる球団のスタンスが連中を一層、増長させる。チーム内の競争力は必然的に低下していく。

 人気球団で勝つことが求められるとはいえ、チームづくりを見直さないと先はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い