松坂猛アピールも…SB工藤監督が早期昇格に消極的な理由
急ピッチ調整も喜べないか。
ソフトバンク工藤監督(52)が昨12日、右肩違和感でリハビリ中の松坂大輔(34)の一軍登板について言及。
「本人に(調整は)任せているから『投げるな』とは言わない」としながらも、松坂の早期復帰の可能性をやんわりと「否定」した。
松坂はこの日、福岡の西戸崎合宿所で捕手・細川を座らせ、変化球を交え49球を投げた。練習後には「とにかく早くゲームで投げたい。その準備は順調にできてきている」と話し、工藤監督に猛アピールした。
ところが指揮官はこの一報を受けても慎重だ。
「ブルペンでの状態がまだわからない。(ブルペンで)80球ぐらい投げて様子を見て、問題なければそこからバッターを立たせてやるのか、試合でやるのか、だからね」と言い、状態が急激に上がっても、すぐには昇格させないことを示唆した。
なぜか。
■二軍でくすぶる豊富な戦力