依然マイペース調整…SB松坂の「二軍生活」はまだまだ続く

公開日: 更新日:

 それにしても長い道のりだ。

 20日の二軍戦(オリックス)で、約2カ月ぶりに投げたのがソフトバンクの松坂(34)だ。六回に2番手として登板するも、先頭打者の堤にいきなり三塁打。続く岩崎に犠飛を許し、わずか5球で1点を失った。七回は安打を打たれながら無失点に抑え、2回2安打1失点。一時は負け投手の可能性があったのを、ロートルの松中のソロに助けてもらうオマケ付きだった。

 それでも本人は、「とりあえず、普通に投げられたので一安心」と言うのだからマイペース調整は変わらず。次回は24日の二軍戦が予定されているものの、この調子では一軍復帰が来季まで延びたとしてもおかしくない。

 実戦登板のチャンスを奪われる若手投手陣にしてみればたまったもんじゃないが、幸い一軍は首位。いまだフォームに不安のある松坂は、むしろ二軍でおとなしくしてもらっていた方が首脳陣にとっても安心だ。

 鳴り物入りで入団した3年12億円右腕も、チーム内ではすっかり腫れ物かお荷物か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」